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キャンプ – 男も子育て ~僕と息子とオートバイ~ http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji 僕は君のお父さん。命をかけて君を守る。君が僕から離れる日まで・・・I am your father. Tue, 20 Apr 2010 06:58:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.20 タンデムキャンプツーリング 2009 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/407 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/407#comments Tue, 01 Sep 2009 05:49:47 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=407

【やまぼうしオートキャンプ場】
初めて、このキャンプ場を訪れたのは7年程前の12月。
広い芝生のフリーサイトの真ん中に、ツーリング用の小さなテントを張り
他には誰もいない、たった独りのキャンプを楽しんだ。

その次の年の8月の終わり、初の息子とのキャンプツーリングの場所に
僕は、ここを選んだ。
その年から、このキャンプ場は息子のお気に入りになった。

毎年、8月の最後の週。
息子の夏休み最後のイベントとして、この場所へのキャンプツーリングは続いている。

ー8月25日 晴れのち曇りー

キャンプ場のある御殿場までは、高速で2時間もかからない。
ゆっくりと、12時を少しまわった頃に出発した。

息子は、久しぶりのオートバイとあって少し浮かれ気味。
鼻歌まじりで、タンデムシートに鎮座する。
高速を走りながら 『安全運転で!』 と言った、妻の言葉を肝に命じる。

途中、流れる景色を楽しんでいた息子が言う 『人間は、何で自然を破壊するんだろうね?』
突然の質問と、オートバイでの走行中ということもあって 『うん・・・どうしてだろうね・・・』
そう答えただけで話は終わってしまったが ”小学3年生でも、そんな事を考えるのか” と
ちょっと感心した。

1度、SAで休憩した後は、キャンプ場までノンストップ。
キャンプ場へ近づくにつれ、空には雲が広がるが雨の気配はない。

キャンプ場へ着き、オーナーのおじさんに挨拶をすると、息子を見るなりニコニコ顔。
『ボク見て分かったよ^^』 と、僕の事などお構いなし。
まあ、それはそれで何となく嬉しかった。

前回と同じように、キャンプ場に設けられた東屋にオートバイを停める。
東屋は、キャンプ場の隅の方にあるのだが
突然の雨の事を考えると、どうしても屋根の下にオートバイを停めたい。
その近くにテントを張るため、テントもキャンプ場の隅の方になってしまう。

それにしても、涼しい。
息子と遊んでいる時、多少の汗は出るものの
じっとしていれば、実に快適な気温だ。

夕方、コンビニへ夕食と酒を買いに行き
キャンプ場にあるユニットバスへ向かうも、電灯をつけたままでドアも開けっ放し。
おかげで中は虫だらけで、比較的 虫の少ない 隣のシャワーだけの設備を
息子と二人で 『狭いなぁ?』 などと、ボヤキながら使った。

2009年08月25日やまぼうしキャンプ場にて
シャワーを浴びた後、ランタンの灯りの元で夕食。
完全に日が暮れると、気温も下がり寒いと感じる。
息子に長袖と長ズボンを履かせるが 『寒い!』 と言うので
 『もう、寝ても良いんだぞ。寝袋にはいれば暖かいし!』
そう言うと 『じゃあ寝る・・・』 と
7時半頃にテントに入ってしまった。
8時には息子も寝入ってしまい
11時ごろまで、一人で酒を飲みながら過ごした。

ー8月26日 曇り時々晴れー

8時頃、テントから出て煙草に火を点ける。
少ししてテントを覗くと、息子も起きていた。
ウイダーインの朝食を済ませ、富士サファリーパークへ行く準備をする。
”富士サファリパーク” は、毎年の息子の楽しみ。
夏のタンデムキャンプツーリングを始めてからは、恒例になっている。

サファリパークでは、毎年のお馴染みになっているサファリバスに乗り
熊やラライオンに餌をやる。
その後、昼食を取って園内を見て回った。
これまでと違ったのは、息子の頼みで、ネコの館と犬の館に入ったことだ。
息子は 『来年も、ネコの館と犬の館に来ようね^^』 と、大変気に入った様子だった。

夕方、サファリパークからの帰り道でコンビニへ寄り、夕食を購入。
キャンプ場へ戻ると、4・5組いた他のキャンパーのテントは消え貸切状態になっていた。
広い芝生に、小さなテントがポツンと一つ。
暗くなってくると息子は怖いらしく、何をするにも僕から離れない。
『大丈夫だよ!』 と言い聞かせながら、10時過ぎまで二人で過ごした。

ー8月27日 晴れー

8時頃、テント内の熱気で目が覚め 外を覗くと
今回、初めての富士山がくっきりと見える。
多少の雲はあるが、綺麗な青空が広がっている。

朝食を済ませ、のんびりと撤収を始める。
途中、二組のファミリーキャンパーが来てテント等の設営をしていた。
これから楽しむ者と、帰る者。 帰る者としては、何となく淋しい。

オートバイに全ての荷物を積み終え、エンジンを暖機する。
息子をタンデムシートに乗せクラッチを繋ぐ。
管理人のおばさんに 『来年、また来るね^^』 と息子は手を振り、僕は頭を下げて挨拶。

『高速で帰る?下道で帰る?』 と息子に尋ねると 『下道で帰る』 と言う。
高速なら1時間半から2時間、下道なら約2時間半。
『大丈夫か!?』 と聞くと 『大丈夫!』 との返事。
まあ、眠ってしまったとしても
タンデム用の補助ベルトで落ちる心配はないだろう という安心感はある。
案の定、残りの行程1時間ほどのところでオートバイのバランスが崩れ始める。
所々の街中での低速走行が、息子を眠りに誘ったようだ。

残り15分程のところで 『ほら! もう、見た事のある風景だろ!』 と、息子を起すと
『あっ!本当だ! ゆっくり走ると眠くなっちゃうね!』 と、言い訳していた。

家に着くと、エンジンの音に気付き 妻が迎えにきた。
ちょっと照れくさそうにする息子に、僕と妻は笑った。


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初のキャンプツーリング http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/11 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/11#respond Mon, 30 Jun 2008 05:43:23 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=11

息子と二人で初めてキャンプツーリングに行ったのは
息子が幼稚園の年長の夏休みだった。

2歳のときから時々乗せて慣れさせていたとはいえ
体力的にも精神的にも長距離は無理。
なんといっても、寝てしまうのだ。

最初は喜んではしゃいでいるのだが、30分もすると爆睡し
ベルト1本で繋いでいる息子が、左右に揺れ始める。
さすがにこうなると走る続けることは出来ない。

近所で走っているぶんには、最悪は妻に車で迎えに来てもらえばいいが
少しでも遠出をすれば、そうはいかない。
だから、キャンプツーリングに行くのなら ”絶対に寝ない” ということを息子と約束した。

当日の息子は、朝からご機嫌!!
僕は荷物を工夫して、僕と荷物の間にちょうど息子が挟まるような形になるように
オートバイへ積んだ。

僕と息子をベルトで繋ぎ、ちょっと心配そうに見送る妻をバックミラーに見ながら
初のキャンプツーリングへ出発。
息子のことを考え、30分に1度は休憩するつもりでいたが
『休憩するか?』 『まだ大丈夫!』 と、1時間半の道程を1度の休憩で走りきった。

川沿いに多くのキャンプ場が点在する村で、適当なキャンプ場を見つけ
受付を済ませた後、テント設営。
家族では何度もキャンプに行き、大きなテントに慣れてる息子は
ツーリング用のテントを見て 『ちっちゃい!!』 と一言。
その後、妻に無事を連絡し、夕方までガラガラのキャンプ場で遊んだ。

夕食は、コンビニのおにぎりと缶詰とビールとジュース。
ランタンの薄明かりの中、息子と二人だけの時間を楽しんだ。

2日目は快晴。
次のキャンプ場は、オートバイで1時間ほどの距離にある場所。
ソロツーリングで、1度行ったことのあるキャンプ場。
撤収を済ませ、出発した。

山の空気は冷たく、息子に上着を着せようと思ったが
『大丈夫!!』 との返事に、そのまま走り続けた。

途中、腹を満たすためにファミレスに寄った。
小さな子供をオートバイに乗せていると、何故か注目が集まる。
好奇の目で見る人、優しい笑顔で見る人、しかめっ面で見る人。
そんな他人の反応が面白い。

腹を満たしたのが不味かったのか、ファミレスを出てから10分も経つと
オートバイのバランスが崩れ始めた・・・・息子、爆睡!!(汗
何度起しても起きるのは一瞬で、すぐに眠りにつく。
キャンプ場へ着くまで20分ほどの道程、ずっと声をかけ続けた。

『キャンプ場、着いたぞ!!』
僕の声に目を覚ました息子は、目の前に広がる綺麗な芝生のキャンプ場に
『もう大丈夫!!ばっちり目が覚めたから!!』 と満面の笑顔。
”寝ない”という約束を破った息子ではあったが、嬉しそうな笑顔に何も言えず
芝生に走り出す息子に、僕も笑顔になっていた。

広い芝生の中、二人で汗だくになりながら遊んだ。
夜になると 『明日、帰るんだよね・・・帰りたくないな・・・・』 と息子。
僕は、何か1ツ教えてあげられたような気がした。

帰りは、高速を使って帰ることにした。
高速道路は単調で、案の定、息子は爆睡。
僕の身体に手をまわした息子の両腕を、僕は左手で固定し
高速を下りるまでの1時間ちょっと、ずっと右手だけの片手運転。

僕の背中に密着し、安心して眠る我が子。
どんな夢を見ているのだろう・・・・。
これからいっぱい、いろいろな所へ行こうな!!
息子の温もりを背中に感じながら、僕はそんなことを思い家まで走った。


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