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子供 – 男も子育て ~僕と息子とオートバイ~ http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji 僕は君のお父さん。命をかけて君を守る。君が僕から離れる日まで・・・I am your father. Mon, 13 Apr 2009 07:01:47 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.2.20 子供には、神経質でちょうど良い http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/286 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/286#respond Mon, 13 Apr 2009 06:59:04 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=286

先日、TVニュースで子供の事故を伝えていた。
交通事故で亡くなった・・・。
何とも痛ましく、切ない気持ちになる。

どうすることも出来ない、避け切れない事故もあるだろうが
子供から目を離さず、その小さな手をしっかりと握っていたなら
避けられた事故も多いのではないだろうか。

こんな事を書くと、お叱りを受けるかもしれないが
行動を予測できないような小さな子供が事故に遭のは
加害者の車の運転手だけではなく、親にも責任がある場合があると思う。

僕は、子供に対しては神経質なくらいでちょうど良いと思っている。
それは、僕が4歳の時に交通事故に遭っているからだ。
5歳年上の兄と二人きりで出かけ、横断歩道のない道を渡り
タクシーにはねられてしまった。
手を引いていた兄は軽症で済んだが、僕は直撃で内臓破裂。
病院へ運ばれ手術を受けた際、『もう助からない』 と医者に言われ
両親は手術室に呼ばれたらしい。

40年程経った今も、昨日のように事故の情景が浮かぶ。

タクシーが見えた次の瞬間、僕はもう地面に横たわっていた。
兄の 『大丈夫か!?』 という声に 『大丈夫!』 と答えた。
すると兄は 『よく泣かなかったな!』 と言った。
停まっているタクシーに二人で歩み寄り、運転手の 『大丈夫か?』 という声に
『大丈夫です!』 (その時は本当に大丈夫で、痛みも何も感じていなかった) と答えると
『大丈夫な訳ないだろ!病院へ連れて行け!!』 と、後部座席の乗客が言った。

そして、そこから病院までの記憶が飛ぶが
病院の長椅子に座っている僕と、心配そうな母親の顔。
そして次に、手術室に横たわる僕。
今でいう看護士さんに 『看護婦さん、眠くなってきちゃった』 と言うと
『良いんだよ!眠くなる薬を注射したから、眠って良いんだよ』 と言われ
僕は眠った。

それからどれ位経ったか分からないが、目が覚めると
僕の傍らで母親が、うちわで扇いでくれていた。
季節は憶えていないが、きっと夏だったのだろう。

その後は後遺症もなく、今も元気でいるが
腹の手術跡は大きく、小学生くらいからは相当なコンプレックスで
未だに裸になるのには、多少の抵抗がある。

そんな経験からか、元気で成長して行くことを願い
身体に大きな傷が付かない様、親の注意で防げるものは防ぐと
神経質な位、注意をはらっている。

後になって後悔しないためにも。


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子供の心理 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/198 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/198#respond Tue, 21 Oct 2008 04:49:44 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=198

先日、妻と喧嘩をした。
些細な事だったのだが、僕の言い方が悪く
言い合いのような形になってしまった。

それを見ていた息子が、妻の味方をした。
少しイラついていたこともあり、その事にも腹がたった。
『お前、お母さんに怒られてる時、何時も味方してるの誰だよ!?・・・・
 いくら怒られても、結局お母さんが一番好きなんだ!?』 などと
くだらない事を言ってしまった。
意地になった息子も 『そうだよ!』 と返答。 
『だったらいいよ!もう味方してやんねぇからな!!』 と、息子とも喧嘩。

どんなに仲良くしていても、いざとなれば
父親なんかよりも母親の方が好きなのは僕も分かってる。
でも何故か悔しくて、悲しい気持ちになった・・・。

そんな気持ちでいると、いつもは怒らない様なことまで目に付き
口うるさく注意した。

その後、あまり会話のないまま時間は過ぎ
風呂に入る時間になった。
ほとんど一緒に入り、時々息子一人で入るのだが
『風呂、入るぞ!』 と言うと 『僕、一人で入る』 との返事。
『あ、そう』 と僕。 『別に、お父さんが嫌いだからじゃないよ!』 『いいよ、別に』
こんな、ギクシャクした会話になってしまった。

結局、風呂は別々に入り
TVを観ていると、息子が 『何だか気持ちが悪い』 と言い出した。
『大丈夫か?』 と言うと 『大丈夫!』 と言う。
しばらくすると 『ウンチしてくる』 と息子はトイレへ。
『いっぱい出た!』 と息子。 『ちゃんと拭けよ!』 と僕。 『うん』 と息子。
すると 『ゴホッ、ゴホッ!』 と咳き込む声が聞こえたので、ぼくはトイレへ。
息子が便器の前に座り込み、苦しそうな顔をしていた。
『大丈夫か?』 と僕が言った途端、息子は嘔吐した。
背中をさすっていると 『もう大丈夫』 と息子が言うので、ソファーに横にならせた。

妻曰く、悪いものを食べたわけでもなく具合が悪かったわけでもない。
きっと精神的なものだという。

確かに僕も、そう思った。
子供の気持ちも考えず、子供と対等になって
僕は何て馬鹿なんだろうと反省。
僕の言葉や態度で、子供にここまでの影響があるとは思いもしなかった。

息子に誤り、仲直りしたのは言うまでもない。


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心のノート http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/33 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/33#respond Fri, 11 Jul 2008 07:50:36 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=33

先日、学校から帰ってきた息子は、ランドセルを投げ出し
すぐに遊びに出て行った。

リビングに投げ出されたランドセルの中を整理していた妻が
心のノートって、あるの知ってた?』 と僕に聞いてきた。
『知らないよ』 『見てみる!?』 『うん』 『見ちゃ駄目って言われてるけど・・・』
まあ、僕は ”見ちゃ駄目” とは言われてないし
何を思っているか、知っておくのもいいだろうと見させてもらった。

面白かったのは、一番好きな人として
1年生の時は ”お母さん” 2年生になって ”お父さん” と書いてあった事だ。

幼稚園の時、好きな食べ物や宝物
一番好きな人などを書いたものを持って帰ったきたことがあった。
その、一番好きな人のところに ”お父さん” と書いてあった。
僕は嬉しかったが、それを見た妻が不機嫌なのである。

子供にとっては、ちょうどその時に思ったのが ”お父さん” であり
何の気なしに書いたのだと思うのだが、妻はヤキモチをやいたのだ。

その時の事があるのかどうかは分からないが
不公平にならないように、1年生の時と2年生の時とに分けたのかなぁ・・・などと考え
何だか可愛く、面白かった。

そして、将来の夢
僕が全く思いもしなかった 【野球選手】。
幼稚園の頃は、確か ”大工さん” だった。

いつから、こんな夢を持っていたんだろう・・・・
その夜、息子に聞いてみた 『将来なりたいものってあるの?』
なかなか教えてくれなかったが、ようやく 『野球選手』 と答えてくれた。
『野球選手ってメジャーの!?』 息子は照れくさそうに 『そう』 と答えた。

自分がなりたくて、どんなに努力して頑張っても、なれない職業がある。
でも ”思い描けば、手の届かないものは何もない” と、僕も子供の頃に思っていた。
ただ、可能性はゼロじゃない。
この先、将来の夢は変わっていくかもしれないし変わらないかもしれない。

僕は、息子の心のノートを見て
息子の描く将来の夢がどんなものであろうと否定せず
『頑張れ!!』 と背中を押してやりたい。
そう思った。


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怖い夢 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/32 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/32#respond Thu, 10 Jul 2008 08:34:50 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=32

昨夜11時ごろ、息子が急に起き出して来た。
リビングでパソコンをいじっていた僕は、上階より下りてくる階段の音に
『どうした?』 と、声をかけた。

息子のとても不安そうな顔に 『怖い夢、見たのか?』 と聞くと 『うん・・・』 と頷いた。
『ソファーに寝な^^ 俺がここにいるから大丈夫!!安心していいから』
そう言うと、息子はリビングのソファーに横になった。

少しすると 『何か眠れない・・・何か怖い・・・』 と息子が言う。
『そうか・・・』 僕はパソコンをいじる手を止め、息子の元へ行った。

『おいで^^』 息子を少し強めに抱きしめ、そっと背中を叩いてあげると
しがみついていた手を少しずつ緩めていった。
『大丈夫か?』 『うん・・・』
ソファーに寝かしつけ頭を撫でてあげると、小さな寝息をたてはじめた。

先週も息子は、怖い夢を見たと起きてきた。
今まで、こういう事はあまりなかったのだが・・・・ちょうど、そういう年頃なのか・・・。

親の手から少しずつ離れ、友達と外で遊ぶことも増えてきた。
そこでは、いろいろな人と触れ合い
時には大人から怒られたりすることもあるだろう。
他にも怖い思いをする事があるだろうし、不安な気持ちになる事だってある。
僕が子供の頃、そうだったように・・・。
そんな事を考え、息子の寝顔を見ていたら
何だか分からないが 『頑張れ!^^』 と、口にだしていた。

<後記>
いつだったか・・・理由もなく息子に 『おいで^^』 と呼び、抱きしめた事がある。
息子は 『久しぶりだね^^』 と言って、ギュっとしてくれた。
凄く幸せで、優しい気持ちになった。

お父さん、あなたは最近、お子さんを抱きしめていますか
子供のためじゃなく、自分のために抱きしめてみて下さい
言葉には出来ない、素晴らしい何かを感じるはずです。


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習い事 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/31 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/31#comments Tue, 08 Jul 2008 05:41:58 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=31

これまで息子が通った教室(習い事)
水泳(プール)・テニス・音楽・公文・・・・他にもあったような気がするが
とりあえずは、こんな感じ。

そして、今でも続いているのは水泳と公文だけ。

息子がやってみたいと思うことは、何でもやらせてみて
本当に嫌だったり、続けたくないと思ったら止めさせる。

とりあえず、何でもやってみないことには何も分からない。
向いていたり好きだったら止めないだろうし
どうしても続けたくない、止めたいと思うことは向いていないということだろう。
という考え方を僕は持っている。

しかし、この考え方には反感を持つ人もいるだろう。

やると決めたからには、無理を強いてでも最後までやらせる。
これも考え方の1ツだと思う。
僕の親がそうだったから・・・・

僕が子供の頃の習い事といえば、習字やそろばん。
親に言われて気楽に始めたものの、簡単には止めさせてもらえない事を後から知る。

『せっかく始めたんだから、きちんと続けなさい!』
そんな言葉に、最初のうちは嫌々ながらも通っていた僕。
でもそのうちに、サボることを憶えていった。

『行ってきます』 と出かけて行き、教室(習い事)には行かずに何処かで時間を潰し
『ただいま』 と家に帰る。
こんなことがバレないはずもなく、こっぴどく叱られる。
そしてまた嫌々行くのだが、どうしても嫌で、また同じ事をする・・・・最悪である。

子供の頃は親に強いられ、嫌々ながらも習っていたことが
大人になってから、その事に感謝することもあるだろう。
でも僕は、違う方向にいってしまった。
人を誤魔化す、変な嘘を憶えてしまった。

この変な嘘を憶えてしまった僕は、その後何度もこれを繰り返し
その度に、自分自身を傷つけていった。

息子には、こんなふうになって欲しくない。
だから僕は、無理強いはしないようにしている。

先日も、妻に ”公文は!?やったの!?ちゃんとやってよ!!” と
しつこく無理強いされた息子が、泣きながら勉強をしていた。
その夜、息子と風呂に入り 『嫌だったら止めてもいいんだぞ^^』 と僕が言うと
『やらないよりは、やった方が良いと思ってる』 と答えた。
『じゃあ、続けるのか?』 『うん、続ける・・・』

やった方がいい事、やらなくてもいい事、必要な事、不必要な事
子供は子供なりに考えてるし、分かっているのだ。
後は大人が、背中を押してあげるのか、支えてあげるのか、引き戻してあげるのか
ほんの少し、手を差し伸べてあげるだけでいいのだと僕は思っている。


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息子と日帰りツーリング http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/20 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/20#comments Fri, 04 Jul 2008 05:19:04 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=20

小学校の春休み、息子が突然 『オートバイで海まで行きたい!』 と言い出した。
『いいよ^^』 と軽く返事はしたものの、日帰りで海までともなると
全工程180キロほど、時間にして5?6時間はかかる。

これまでキャンプツーリングを含め、息子を後ろに乗せて走ったのは
1日最高でも3時間ほど。
倍の時間を乗せることになる。

これまでは、ベルト1本で身体を繋ぎ乗せてきたのだが
それは ”短い距離、短い時間だから” と、してきたこと。
普通のツーリングとなると、ベルト1本ではやはり不安だ。

そこで、何か良い方法はないかとネットで調べているうちに
【タンデムG】 という、二人乗り用の補助ベルトを見つけた。
僕が実際に子供をオートバイに乗せてみて 
”こういう感じの物があったら良いのになぁ” と思っていた形状に非常に近い物だったので
即、購入した。

ツーリング当日、息子を後ろに乗せ 【タンデムG】 を装着。
ベルトの長さを上手く調整すると全く違和感はなく
走り出してすぐに ”買って正解!!” と判断できた。

目指すは三浦半島。
【タンデムG】 の安心感もあり、横横(横浜横須賀道路)を快適に走る。
途中のSAで休憩した後、三浦の小さな海岸へ。
駐車場にオートバイを止め海岸へ下りると、息子は嬉しそうに波と戯れ靴を濡らした。
『お前、靴下もビショビショだろぅ!!』 『うん。でも大丈夫^^』 などと話しながら
息子は、貝殻を拾い始めた。
『それ、どうするの?』 『持って帰る!』 
拾った貝殻の中から綺麗な物を選び、僕はウエストバッグにしまった。

青空の下、海岸線を走っていると気持ちがいい。
風も穏やかで、日差しは暖かく、最高のツーリング日和だ。
今日のコースは決めている。
次は、風力発電の風車を見に行く。

小高い海岸線の公園に、2基の風車。
『大きいね!!』 と息子。
オートバイに乗って公害を撒き散らしている僕が言える事ではないが
こういう、自然と共存していこうとする考え方は好きだ。
”この子が大人になるころ、どんな世の中になっているんだろう!?” などと思いながら
しばらく公園で遊んだ。

最後にもう一度海岸へ行こうと、長浜海岸へ行った。
ここでも息子は、靴を濡らしながら楽しそうに波と戯れ遊んでいた。
その後、横横道路を使い帰路についた。

もうすぐで家に着くという頃、信号で止ると僕の後ろで息子は大きく伸びをした。
『疲れたか?』 『うん。でも大丈夫!』 『もうすぐ家に着くからな^^』 『分かった!』
『楽しかったか?』 『うん!』 『また行こうな!!』 『うん!!』
信号が青に変わり、僕は家に向かってクラッチを繋いだ。

初めて息子との長距離(息子にとっては十分長距離)タンデムツーリングだったが
一人の時と同じようなペースで走れた。
これも全て 【タンデムG】 のお蔭だ。
これほどの安心感があれば、いつでも躊躇なく
息子とツーリングに出かけられると思った。

<後記>
”オートバイに子供を乗せたいけど、ちょっと怖いしなぁ・・・”
こんなふうに思っている人は、結構多いのではないかと思います。
そんな方は、是非一度このアイテムを試してみて下さい。
きっと安心して、子供を乗せられると思いますよ!!^^


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http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/18 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/18#respond Thu, 03 Jul 2008 06:30:43 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=18

僕の実家には、犬がいる。
僕が子供のころから、何かしらの動物がいて
犬がいたり猫がいたり、猿がいたこともあった。
家に犬や猫がいるのが当然であり、いないことのほうが不思議だった。

僕はそんな生活の中で、動物達にいろいろなことを教わり
愛する命あるものの死を、幾度も見てきた。

家を出て一人暮らしを始めてからは、動物を飼う事はなかったが
結婚し、妻と二人で暮らすようになって2匹の猫を飼い始めた。

それからしばらくして、子供ができるわけだが
子供が妻のお腹の中にいた時、まわりから同じことを言われた。
『猫、どうするの!?』
僕の両親、妻の両親、行きつけの近所のコンビニのおばちゃん
皆、同じことを言っていた。

『猫、どうするの!?』 って・・・・
僕は、どうもしないし、そんな事を考えたこともなかった。。
自分が好きで飼いはじめて、子猫のときから僕が育てた猫だ。

時々TVニュースで見ることがある、捨てられたペットの問題。
犬や猫、他にもさまざまな生き物がいる。
人間の都合で飼われ、人間の都合で捨てられる。
僕は生きているものに対して、することではないと思っているし
こういう人達の気落ちも分からなければ、そういう感覚も持ち合わせていない。
だから子供が産まれたからって、をどうのこうのという思いは全くなかった。

子供が産まれた後も、しばらくはのことを言われた。
息子が少し咳き込んだり、医者に気管が少し弱いなどと言われた時などは
全て猫のせいにされた。
仮にもしそうだったとしても、僕にとっては ”それはそれ” でしかなかったのだが。

今、息子は小学2年生。
この猫達は、今も元気に一緒に暮らしている。
猫と一緒にいたからかどうかはわからないが、息子は動物が大好き。

まだ、愛する命あるものの死は経験していないが
この猫達には、いろいろな事を感じているはずだ。
少なくとも、生き物と触れ合わずに育った子供よりは
生きものに対する感性が長けているのは間違いない。


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オートバイに乗せること http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/10 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/10#respond Fri, 27 Jun 2008 02:52:19 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=10

僕は、息子をオートバイに乗せることも教育の一環だと思っている。

僕の父親は
『事故を起したらどうする。他人を傷つけたらどうする。未成年のうちは全部親の責任だ。
だからオートバイは許さない!』 と、オートバイに乗ることは許してくれなかった。

でもその頃は無免許でも乗るわけで、どうどうとは乗れなかったが
こそこそとは乗っていた。

その代わり18歳になると、すぐに車の免許を取らせてくれた。
中古の車を買い乗り回していたが、20歳を過ぎる頃には
やっぱりオートバイにも乗りたいと思った。

未成年ではなくなった僕は、すぐに中免を取り、23,4歳の時には限定解除もした。

剥き出しの身体に風を受け、夏は暑くて冬は寒い。
雨が降れば濡れ、転べば怪我をする。
決して安全な乗り物ではない。

でも、決して危険な乗り物でもないのだ。

オートバイは、安全と危険のちょうど中間にあり、どちらに行くかは乗り手次第だ。
すぐ隣に危険があると認識して自制する心を持つことが、僕は大切だと思っている。

オートバイに乗って自制するのは、確かに難しいことだと感じる。
でも、それさえ身につければ決して危険な乗り物ではないし
これほど素晴らしい乗り物もない。

危険だから乗せないのではなくて、危険があるなら
どうすればいいのかを考えるほうが大切であり
自制心を自分でコントロールできるようになることが
オートバイという乗り物にはあると思う。

息子はオートバイが大好きで 『オートバイで、どっか行こう^^』 とせがんでくる。
今の息子は、僕の後ろに乗ることが、ただただ楽しいだけなのだと思う。
でも、少しずつでいいから、そんな感覚を身につけて欲しい。

オートバイに乗ること。
オートバイをコントロールすること。
オートバイで旅をすること。

オートバイを楽しむことは
本当に素晴らしいことだと、僕は思っているから。


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ごめんなさい・・・ http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/9 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/9#respond Fri, 20 Jun 2008 13:52:08 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=9

息子が3,4歳のころ、ひどく熱を出した事がある。
僕は心配で、そん晩は息子の部屋で一緒に寝る事にしていた。

息子の部屋にはベビーベッドと、何かあった時には一緒に寝られるようにと
ソファーベッドが置いてあった。

ベビーベッドで苦しそうに眠る息子と、ソファーベッドで様子を伺いながら横になる僕。
時々咳き込んでは目を覚まし、また苦しそうに眠りにつく。
そんな繰り返しだった。

幾度目かの咳きの時、なかなか治まらず、息子は口に手を当てたまま嘔吐してしまった。
『大丈夫か?』 背中をさする僕に、息子は
『吐いちゃった・・・ごめんなさい・・・』 と、謝るのである。
『そんなの、いいんだよ!謝ることじゃない。ちょっと待っててな』 と
嘔吐物を片付けている僕に、何度も何度も 『ごめんなさい・・・』 と、謝るのである。

ある晩は、咳き込む息子を抱っこしている時に、そのまま嘔吐した事もあった。
そんな時も、何時も何時も謝るのである。

何も悪い事などしていないのに、苦しいだろうに、小さな身体で頑張っているのに・・・。

小さく、弱く、心細そそうな息子が愛しくて、ただ愛しくて抱きしめ
僕は涙が溢れそうになった。


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大失敗!! http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/8 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/archives/8#respond Sun, 15 Jun 2008 06:51:50 +0000 http://kore1.sakura.ne.jp/ikuji/?p=8

その日は妻が出かけ、息子と二人だけの夜だった。

車で都内まで妻を送り、息子と二人で帰宅した。

息子がまだ2歳だったため、家の中で自由にさせておくと危ないので
リビングにはサークルが設置してあり、すぐに息子をサークルに入れ遊ばせた。

僕はソファーでくつろぎながらTVを見ていた。 もちろん息子は、常に視界に入っていた。

しばらくすると、背中を見せている息子が何やらごぞごぞとしている。
名前を呼ぶと、息子は振り向いた。

息子は口の周りを汚して、何かをモグモグと口に入れている。
『お前、何食ってんだ!?』 近づくと、それが煙草だとすぐにわかった。

サークルに入れる際、かがんだ時に、僕の胸ポケットから煙草が1本落ちだのだ
全く気付かなかった(汗

僕は慌てて息子を抱き上げ、何とか吐き出させようと口に指を突っ込んだ。
嗚咽を漏らしながら泣きじゃくる息子。
でも、吐き出す様子はない。

時間は憶えていないが、確かに夜。
何とか医者に診て貰おうと、息子が産まれた病院に電話すると診てくれるいう。

『ごめんな・・・ごめんな・・・』 と、不注意な自分を呪い
息子を抱きかかえて病院へ走った。

『どれくらい食べました?』 医師に言われるが、そんなことを聞かれても
回りを確認する余裕なんてなかった。
『1本くらい・・・』
『この様子だと、そんなに食べていないと思いますよ・・・』
『そうですか・・・』
『そんなに心配なら、洗浄しておきますか・・・』 と
処置室へ行った。

『暴れると危ないから、しっかりと抱っこしててください』
僕は、息子をしっかりと抱いた。
細いチューブを口に入れられ、泣く叫ぶ息子。
再び、自分の不注意を呪う僕・・・。

処置が終わり診察室へ呼ばれると、煙草は飲み込んではいなかったらしい。

ホッとした僕に
『煙草なんて、親の不注意以外のなにものでもない。ちゃんと注意してあげてください!!』
と、医師にはしっかりと怒られた。

家に戻り、ベビーベッドに息子を寝かしつけ、サークル内にあるはずの煙草を探すと
隅の方に、少し崩れた1本の煙草を見つけた。

『本当に、ごめんな・・・』 寝息をたてて眠る息子の顔に、僕はそっと手を当てた。


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