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男も子育て ~僕と息子とオートバイ~ » ツーリング
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タンデムキャンプツーリング 2009

パパライダー | 僕と息子とオートバイ | 2 Comments


【やまぼうしオートキャンプ場】
初めて、このキャンプ場を訪れたのは7年程前の12月。
広い芝生のフリーサイトの真ん中に、ツーリング用の小さなテントを張り
他には誰もいない、たった独りのキャンプを楽しんだ。

その次の年の8月の終わり、初の息子とのキャンプツーリングの場所に
僕は、ここを選んだ。
その年から、このキャンプ場は息子のお気に入りになった。

毎年、8月の最後の週。
息子の夏休み最後のイベントとして、この場所へのキャンプツーリングは続いている。

ー8月25日 晴れのち曇りー

キャンプ場のある御殿場までは、高速で2時間もかからない。
ゆっくりと、12時を少しまわった頃に出発した。

息子は、久しぶりのオートバイとあって少し浮かれ気味。
鼻歌まじりで、タンデムシートに鎮座する。
高速を走りながら 『安全運転で!』 と言った、妻の言葉を肝に命じる。

途中、流れる景色を楽しんでいた息子が言う 『人間は、何で自然を破壊するんだろうね?』
突然の質問と、オートバイでの走行中ということもあって 『うん・・・どうしてだろうね・・・』
そう答えただけで話は終わってしまったが ”小学3年生でも、そんな事を考えるのか” と
ちょっと感心した。

1度、SAで休憩した後は、キャンプ場までノンストップ。
キャンプ場へ近づくにつれ、空には雲が広がるが雨の気配はない。

キャンプ場へ着き、オーナーのおじさんに挨拶をすると、息子を見るなりニコニコ顔。
『ボク見て分かったよ^^』 と、僕の事などお構いなし。
まあ、それはそれで何となく嬉しかった。

前回と同じように、キャンプ場に設けられた東屋にオートバイを停める。
東屋は、キャンプ場の隅の方にあるのだが
突然の雨の事を考えると、どうしても屋根の下にオートバイを停めたい。
その近くにテントを張るため、テントもキャンプ場の隅の方になってしまう。

それにしても、涼しい。
息子と遊んでいる時、多少の汗は出るものの
じっとしていれば、実に快適な気温だ。

夕方、コンビニへ夕食と酒を買いに行き
キャンプ場にあるユニットバスへ向かうも、電灯をつけたままでドアも開けっ放し。
おかげで中は虫だらけで、比較的 虫の少ない 隣のシャワーだけの設備を
息子と二人で 『狭いなぁ?』 などと、ボヤキながら使った。

2009年08月25日やまぼうしキャンプ場にて
シャワーを浴びた後、ランタンの灯りの元で夕食。
完全に日が暮れると、気温も下がり寒いと感じる。
息子に長袖と長ズボンを履かせるが 『寒い!』 と言うので
 『もう、寝ても良いんだぞ。寝袋にはいれば暖かいし!』
そう言うと 『じゃあ寝る・・・』 と
7時半頃にテントに入ってしまった。
8時には息子も寝入ってしまい
11時ごろまで、一人で酒を飲みながら過ごした。

ー8月26日 曇り時々晴れー

8時頃、テントから出て煙草に火を点ける。
少ししてテントを覗くと、息子も起きていた。
ウイダーインの朝食を済ませ、富士サファリーパークへ行く準備をする。
”富士サファリパーク” は、毎年の息子の楽しみ。
夏のタンデムキャンプツーリングを始めてからは、恒例になっている。

サファリパークでは、毎年のお馴染みになっているサファリバスに乗り
熊やラライオンに餌をやる。
その後、昼食を取って園内を見て回った。
これまでと違ったのは、息子の頼みで、ネコの館と犬の館に入ったことだ。
息子は 『来年も、ネコの館と犬の館に来ようね^^』 と、大変気に入った様子だった。

夕方、サファリパークからの帰り道でコンビニへ寄り、夕食を購入。
キャンプ場へ戻ると、4・5組いた他のキャンパーのテントは消え貸切状態になっていた。
広い芝生に、小さなテントがポツンと一つ。
暗くなってくると息子は怖いらしく、何をするにも僕から離れない。
『大丈夫だよ!』 と言い聞かせながら、10時過ぎまで二人で過ごした。

ー8月27日 晴れー

8時頃、テント内の熱気で目が覚め 外を覗くと
今回、初めての富士山がくっきりと見える。
多少の雲はあるが、綺麗な青空が広がっている。

朝食を済ませ、のんびりと撤収を始める。
途中、二組のファミリーキャンパーが来てテント等の設営をしていた。
これから楽しむ者と、帰る者。 帰る者としては、何となく淋しい。

オートバイに全ての荷物を積み終え、エンジンを暖機する。
息子をタンデムシートに乗せクラッチを繋ぐ。
管理人のおばさんに 『来年、また来るね^^』 と息子は手を振り、僕は頭を下げて挨拶。

『高速で帰る?下道で帰る?』 と息子に尋ねると 『下道で帰る』 と言う。
高速なら1時間半から2時間、下道なら約2時間半。
『大丈夫か!?』 と聞くと 『大丈夫!』 との返事。
まあ、眠ってしまったとしても
タンデム用の補助ベルトで落ちる心配はないだろう という安心感はある。
案の定、残りの行程1時間ほどのところでオートバイのバランスが崩れ始める。
所々の街中での低速走行が、息子を眠りに誘ったようだ。

残り15分程のところで 『ほら! もう、見た事のある風景だろ!』 と、息子を起すと
『あっ!本当だ! ゆっくり走ると眠くなっちゃうね!』 と、言い訳していた。

家に着くと、エンジンの音に気付き 妻が迎えにきた。
ちょっと照れくさそうにする息子に、僕と妻は笑った。


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